
前回2回はElectricLadyLandで起こったストーリーを対談形式で話をして来たが、実は別の会場ell.FITSALLでももう1つのストーリーは起きていた!
NICOLASのSAKU(Vo)、AKANE(Gt)と、Festtoke主宰の榊原(Vijuttoke代表)でFesttokeアフタートークの第三弾!
榊原:ElectricLadyLand(以下、ELL)に出演したBugLugの優くんと、ΛrlequiΩの暁くん、DEXCOREの架神くんとアフタートークをして来ましたが、今回は別会場ell.FITSALL(以下、FITS)でもNICOLASとのストーリーがありました。そのストーリーについて今回はお話出来たらと思います。2023年のFesttokeにはell.SIZE(以下、SIZE)に出演してもらいましたが、自分の中で2024年はFITSに出演してもらいたかったですよ!それもトリとして!
SAKU:去年、7月に名古屋MUSIC FARM(以下、FARM)でライブした時に、その話が出て来て、率直な感想は荷が重いなと思いました。会場は勿論、俺らは東京のバンドですし、Festtokeで全会場トリをするのは名古屋のバンドじゃないですか。ただFARMでライブする事を何よりも楽しみにしている中、自分達の持っている気持ちがあればそれで良いって言ってくださったので、ここはやはり頑張ろうと思いました。
榊原:実は全会場トリは名古屋のバンドに拘っていたのだけど、NICOLASがこれまでのFARMでのライブの際、MCで名古屋のホームはFARMって言ってくれた事が嬉しくて、ある意味、VijuttokeはFARMが作っている雑誌だし、VijuttokeイコールFARMだと思っているので、FARMをホームにしているバンドがトリをとっても良いと思ったんだよね?
SAKU:周りはびっくりしていますよ?なぜトリがNICOLASなのかって!それぞれ思いがあってFesttokeに出ているバンドが多いので、その中で楽屋入りした時に、今日は特に気が抜けないなと思いましたね。
AKANE:楽屋の雰囲気がまさにそうでした!アウェイの空気でした。
榊原:ある意味で対バンってVSなので、戦いではあるのでそういった意味で、トリのバンドが最後勝って締めたい気持ちだよね?
SAKU:SNS上で榊原さん触れてくれたじゃないですか。何故NICOLASがFITSのトリをする意味を。ああいうのを出していただけたので自分達としては助かりましたよ。自分達のファンもそうだし、Festtokeのファンも他のバンドのファンも、あれで理解はしてもらえたんだと思います。
榊原:SNSの件は、本当にマジな率直な気持ちだったので、あれ以外の意味は無かった。ELLにはストーリーが2023年からあったし、FITSはNICOLASがトリをするまでのストーリーもあったから、これも今回記事にしたかったんだよね!
SAKU:FesttokeでSIZEからFITSに段階を踏ませてもらって、それ自体もありがたい事ですし、名古屋で何が出来ないかと考えた時に、今回1月31日にELLでワンマンする事の自信にも繋がったんだと思います。そういった1つ1つが、あそこの系列3会場には物語があると思います。
榊原:今回1月31日に系列の3会場では一番大きい箱ELLでのワンマンが決定していますが、これはいつ頃から考えていた事なのかな?
SAKU:きっかけはそれこそFARMです。去年の7月に「天使のdécadence」をFARMで2DAYSでやらせてもらった時が起点ですね。それがあって名古屋をもっとやって行きたい考えが固まりました。
榊原:その2DAYSの時に2024年のFesttokeのFITSのトリはNICOLASだって言った気がするけど!
SAKU:しかもライブ中に俺も調子に乗って、自分もそんな事を言ったと思うんですけど、それはあくまでお客さんやFARMのみんなに向けての煽りだったり、リップサービスじゃないですか! まさかライブ終わりに本当にFARM代表としてトリを任せたって言われてもね。FARMのフェスにしてもらって良いですかって思ったよね。(笑)
AKANE:FARMの看板を背負うってなると、上に偉大な先輩方がいるので、お前ら誰だって言われたらすいませんってなりますよ。
榊原:リップサービスって言ったけど、あのMCはとうとうNICOLASのトリ宣言かと思ったよ!(笑)。あそこで完全にトリにする事が固まったもんね!ただ俺はNICOLASがFITSのトリで出ても絶対お客さんが来ると思ったんだよね! そこには確固たる自信があった!
SAKU:確かに当日言っていましたもんね。ただ俺らは不安でしょうがなかったですよ。スカスカでも覚悟していましたけど、会場ですれ違うたんびに大丈夫だよって言ってくれましたね!
榊原:大丈夫だったでしょ!SNSでもNICOLASへの思いを書いたけど、多分ファンの子達は勿論、そこからの派生でNICOLASを応援するお客さんは多分沢山いるなと勝手な確信があったね。
SAKU:お客さんもいたし、一番後ろで榊原さんもノってくれているから面白い光景でした。主催者がライブに参加して盛り上がるフェスってなかなかないじゃないですか?最高でした。
榊原:手作りでやっているフェスの分、2023年は久しぶりの開催で結構走り回る事が多くて、ゆっくりライブを見れなかったから、2024年はそういう意味では役割分担をして、各会場のライブを見たいと思っていたのでNICOLASのライブもほぼ全編見えたし、めちゃくちゃ良いライブだった。MCで俺の事も触れてくれてめちゃくちゃ手をあげてアピールしました!(笑)最後に「俺たちがFARMの一押しのバンドNICOLASだ!」って言って終わったのも感無量でした!
SAKU:楽屋でもFARMのスタッフの顔が見えて、FITSにいるのにFARMにいるような感覚でした。そんなアットホームな空気がライブにも出たんだと思います!
AKANE:去年の7月にトリって言われたプレッシャーもあったり、他の名古屋のバンドさんに何て思われるんだろうとは思いましたが、周りからどう思われようと関係ないから楽しくやろうと思いました。次はELLのトリですかね!!(笑)
榊原:考えさせてください。(笑)ただ今回はFITSのトリを任せて本当に良かったと思いました!ライブの熱量含は勿論、まずSAKUくんの声が好きなんですよ!歌上手いバンドが好きです!
SAKU:マジでやめてください(笑)歌上手くないんで…これ前のバンドから榊原さんに俺言ってますよ!
榊原:今回のVijuttokeはXANVALAが裏表紙を飾っているんですが、XANVALAも生粋のライブバンドの中、NICOLASと対バンしたいとオファーが来る訳で、XANVALAの70.くんと話をした時にNICOLASのライブを見て世界観が変わったって言っていたんですよね!
AKANE:この2バンドでライブするとただの男子高校生の部活みたいになりますね。楽しければ良いし、なんでもありだし、毎回みんな疲れ果てて、誰か声からして、体動かなくなる奴もいるそんな感じです。
SAKU:たまたまこの2バンドが揃ったら、やりたい放題になりまくりますね。昔のイベントじゃないですが、時間無視してしこたまライブやったりとか、ルール無視して相手のステージにも出ちゃったり、逆に出て来られたりとか、何かそんな風な空気なツーマンになってしまったが正解ですね。XANVALAの元々持っている強さというか、ポテンシャルや、経験値、お客さんの数も多いし、楽曲も良いのが揃っているので、本気でやり合った方が良い事に気づいたんですよ。前の事務所にいた時に、先輩たちから教わったものが一杯あって、肩組んで今日は楽しかったではなくて、ステージ上でバチバチに自分達のキャラを出しまくって、俺はボーカルだからその形を崩さずステージに立ち続ける大事さを俺たちは教わったので、それをXANVALAにも感じてもらえるかもしれないと思ってそういう風にシフトしたんです。
榊原:そういった事をXANVALAとの2マンでは出来てるって事だね?
SAKU:俺らが投げるのは簡単じゃないですか。打ち返してくるポテンシャルがめちゃくちゃ高いから出来た話なんですよね。凄いバンドだと思いますよ。
榊原:ライブ後、XANVALAとは飲みに行ったりするの?
AKANE:ありますよ。この前も北海道、福岡の2週連続で打ち上げしていますね!
榊原:このFesttokeのアフタートーク企画でBugLugの優くんが、打ち上げの大事さを語ってくれた第一回目の対談があったのだけど、くだらない話8割、でも残り2割に熱いバンド同士の話があるから、ディスカッションという意味では、打ち上げって大事だったりするって言っていて、それ聞いて自分も感銘受けたんだよね!
SAKU:やれる相手は限るんですが、ステージ上で先輩風を吹かせたのなら、打ち上げで後輩の為にご馳走したりとか、そういうのも必要じゃないですか。そこが後輩に対する敬意だと思うし、例えばXANVALAがそう思える後輩バンドがいたら、それを下にも広がって行くように、俺らがそういう場を提供していかないといけないですね。
榊原:2025年のFesttokeは打ち上げありきのFesttokeにしようと思っているんだよね!
SAKU:ヤバいですね!大丈夫ですかねそれ。拳と拳で語り合う危険な香りがするんですが(笑)
榊原:良いディスカッションの場になるようにします!そういえば、2人が兄弟って事を去年の7月の2DAYSで知ったんですよね!やはり兄弟仲が良いの?
SAKU:俺が大学生の年ぐらいまで2段ベッドの上と下で育っていますからね。
AKANE:高校時に野球をやっていたんですが引退したあと暇になったんですよね。暇潰しに兄ちゃんの置いてあるギターを軽くやってみようって感じから一緒にバンドをやる事にまで行きましたね。お兄ちゃんの誕生日の日にライブやるって事で、そこに出ろって言われて2曲ぐらいやったんですけど、その後加入するかって話になりました。まだゴシップになる前身バンドの話です。(笑)
榊原:加入してその後ゴシップとして活動する事になりましたが、急に108本ツアーとかやったりして大変だったでしょ?
SAKU:勿論大変な事は沢山ありましたが、先人達はそれ以上の事をやってのけていたので、あくまで自分達との戦いみたいな所ですね。喉が調子悪くなったけどどうするのとか、メンバー間がギスギスしているとか。ただ、20年以上一緒にやって来ているメンバーだったりするので、走れる所までは走ろうと思っている人達だからやれた感じですね。
榊原:でもそういう経験が今のNICOLASのライブだったり、今を作っているとは思いますよ!
SAKU:それはありますね。やって来た事は正解だったと俺も思うし、それをやらせてもらって今があるので良かったと思いますよ。事務所が108本のスケジュールを押さえてくれましたがそれだけでも大変ですから。恵まれてました。
榊原:その108本の途中にFARMの公演もありましたが、大丈夫って聞いたんだけど、全然大変じゃないって言っていたのを今でも覚えていますよ!
SAKU:108本やっている間に、上手く歌えなきゃダメだとか、上手く弾けなきゃダメだとか、あの時に頑張った経験が、歌も成長する事が出来たし、あそこで飛び級させてもらったんだと思います。
榊原:だから今のSAKUくんの歌が上手い訳ですね!
SAKU:上手くないですよ!必死にやっているだけです。
榊原:それでは最後にNICOLASは2025年1月31日(金)に名古屋E.L.L.にて、単独大公演「黒旗」を開催します!なんと当日無料です!自分も勿論行きますが、ここは真面目にこの日に向けて一言欲しいです。
AKANE:単純にELLでやるのは簡単ではないけど、バンドをやって来て1つの挑戦でもあるし、当日無料なので沢山の人に知ってもらうチャンスでもあります。ぜひ来ていただいてうちのバンドを判断して欲しいと思いますし、名古屋でやる時は名古屋系の敬意を最大限持ってFARMの看板を背負ってやるので、そういった部分でも自分達の信頼を表したいと思います。
SAKU:1月31日のELLでのワンマンは自分のキャリアとしても初になります。次の日も打ち上げ会として、fivestarsでインストアイベントも開催する事になったので、名古屋で最高の2DAYSをしようというのが自分達の思いですから、名古屋に住んでいる人達は勿論、全国からも集まってもらって、名古屋を少しでも盛り上げる事が出来れば、この先の名古屋にも繋がって行くと思うし、自分達もその先を用意しているのでぜひ見に来て欲しいし伝えたいと思っています。この日例のアレも発表予定でいます!
榊原:例のアレですね!それは楽しみですね!1月31日色んな意味で楽しみにしています!
SAKU:ちなみに1月31日のELLのワンマンの日、ファームのスタッフのバンドがありますよね?オープニングに出てもらえる感じですよね?(笑)
榊原:それはないです。NICOLASのステージを汚すわけには行きません!
S
AKU:MEMEさんのワンマンのオープニングには出たんですよね?おかしいじゃないですか!?
榊原:ギャグで通じる日と通じない日があるんですよ!(笑)
(本文中に出て来たPICK UP LIVE)
NICOLAS 単独大公演 「黒旗」
2025年01月31日(金)名古屋ElectricLadyLand
開場 17:00 / 開演 17:30
【チケット料金】
■<前売>Aチケット(FC先行・抽選)¥6,000-(税込)
※当日のライブ映像(後日FCにて配布)・限定配布CD付
■<前売>Bチケット(一般)¥3,500-(税込)
※限定配布CD付
■<当日>無料
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