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ギル presents「Unleash the Flame of Resonance」 2023年5月21日(日)高田馬場CLUB PHASE 『ギル・KOHTA』ライブレポート!

Off

“炎”と“解放”が共鳴した、またとない一夜

 “俺がやってること、決めたこと、その1つ1つに意味や想い、ストーリーがちゃんとあるんですよ”ーー。
 約1か月前、一ギタリストとして初めてステージに立った後の楽屋で、そう語っていたギル。4月25日に行われた1stライヴ“A new story of departure”のゲストにheidi.を迎えたのは、heidi.のなお(G.)とは10代の頃、専門学校時代に出逢って以降、25年くらいの付き合いがあるから。仮に、ギルが頭の中で思い描くストーリーが時間軸に沿ったものだとすれば、5月21日、高田馬場CLUB PHASEで行われるギル主催イベント第2弾のゲストがKOHTAというのも大いに頷ける。またイベント・タイトル“Unleash the Flame of Resonance”が、現在、ギルが音楽活動で掲げている“DAWN OF FLAME”というテーマや、KOHTAの1stミニ・アルバム『Unleash』にちなんだもの、さらに“Resonance”も彼ら2人にとって意味のあるワードであることも想像に難くない。そんなライヴ・テーマの意味を噛みしめつつ、長年、Angeloのメンバーとして同じステージに立ってきた2人だから、2マン・ライヴにプラスαした何かを魅せてくれるのでは?と期待に胸を膨らませ、いざ会場へ。

 まずステージに立ったのはKOHTA。1月15日の1stライヴから4か月余り、久々のステージは、ソロ活動で初披露した「TERMINAL 01」をSEに登場。定位置に付くと、曲の途中から生演奏で、という小粋な演出でスタートした。そして現在のメインである唄もの、「PEICE OF MIND」「INNOCENT PHASE」と続けていく。1stライヴではベースを弾きながら唄うことにまだ不慣れな部分が多少見受けられたが、彼にとって数年ぶりに聞けたオーディエンスの声援を浴びて、今夜は笑顔も多め、初っ端から自身を解放できている様子。もちろん、ステージのセンターで伸び伸び表現できているのも、レコーディングや制作でもサポートしているTHE VALVESのギターのJEAN、ドラムのスズキ・アキラの存在があってこそ。息の合った演奏から生まれるグルーヴに自然と体が動かされる。ザクザクしたギターと下っ腹に響く迫力のドラム、そして主役のKOHTAの3人が生み出す飾り気のないソリッドなサウンドは、見た目同様、男臭くて力強い。その一方でファルセットも多用しながら表情豊かな唄を聴かせるKOHTA。ステージで、ベースを弾きながら唄うライヴは2回目にも関わらず、その堂々たる姿を目の当たりにしたファンは、ラストのギターのハウッた音と被さるように拍手と声援を送る。
“こんばんは。いいね、熱くて。今さらですが、衣装の選択をミスった気が…イケるかなと思ったんですけど、暑い(笑)”
 汗っかきKOHTAらしいMCの第一声に、あちこちから笑いが起こる。
“1月ぶり、久しぶりのライヴになりました。ただいまというべきでしょうか。1曲目はインストでしたけど、それの続編「TERMINAL 02」を今日お披露目できることになりました。よろしく!”
 そう言った後、披露されたのはインストゥルメンタル「TERMINAL 02」。スカのビートに合わせて体を揺らすオーディエンス、これならインストゥルメンタルでも誰も退屈はしない。次の「RAIN FADE」では声を張り上げ、悲しみの感情を爆発させるKOHTA。荒削りではあるものの、唄への情感の込め方は、そんじょそこらのヴォーカリストにまったく引けを取らない。唄から伝わってくるKOHTAの想いを、オーディエンスもしっかと受け止めていたようだ。
“「アツイ」にはいろんな意味がありますからね。単純に僕が汗をかく暑いと、みんなと一緒に熱い空気を作るの熱いと。…こんな説明するほど悲しいものはないんですが(笑)”
 若干、空回り気味のKOHTAを、笑顔で見守るサポートのJEANとスズキ・アキラ。彼らがサポートしているのは、どうやらサウンド面だけではなさそうだ。そんな感じで、ベースにとどまらずMCでもKOHTA節を炸裂させ、ひとしきり笑いを誘った後はミディアム・テンポの「KICK OVER」、スリリングな「SLAVE TO THE GRIND」とたたみかける。
“今日は最高でした。最後の曲、聴いてください”
 そう言った後、「UNLEASH NIGHT」の演奏を始めたものの、イントロで機材トラブル発生、演奏中断。だが、百戦錬磨のKOHTAはハプニングをものともせず、“よくも悪くもライヴです。そんな時もありますよ”とさらりといってのけ、笑顔で場を繋ぐ。そして、あらためて“いろんな意味で、今夜は最高でした。ラスト、弾けていきましょう! よろしく!!”と気合いを入れ直し、頭からもう1度「UNLEASH NIGHT」を演奏しステージを後にした。

 転換の後はギルのステージ。SEの中、1stライヴ同様、ベースに高井淳、ドラムにばる(DuelJewel)とともにステージに現れ、ステージ・センターでギターを構える。まずはインストゥルメンタル「革命」から。多くのインストゥルメンタル・ライヴでプレイヤーは演奏に集中することが多いものの、ギルはそんな固定観念をぶち壊すかのように、初っ端からクルクルクルッとターンをキメたり、ステージ上を縦横無尽に動き回ったり。さすがはヴィジュアル系ギタリスト、魅せることも決して忘れない。そしてギタリストの殻を打ち破るきっかけとなった「Liberty」で唄を披露。心なしか1stライヴの時よりも少し落ち着いて唄えてるよう。曲の中でギター・ソロが長めにしていることには、あくまで俺はギタリストだ、という主張を曲でもしていきたいからだとインタビュー時に語っていたものの、このヴォーカリストとしての成長ぶりを目の当たりにすると、ギタリストに軸足を置きつつもヴォーカリストとしての進化を期待してしまう。
“黄色い声をありがとう! 今日は、おのおのが俺の音楽で楽しく過ごせてもらえたらなと思ってますので。アットホームにいくつもりはないんだけど、下手2人(=KOHTA、ギル)のおりなす音楽ってことで、今日はそういう雰囲気でもいいのかなと思います。今日は楽しんでいきましょうね!”
 と言った後に演奏されたのは新曲「バビロン」。1stライヴでも披露されていたオリエンタル・スケールを用いた本曲で、個性的なギター・フレーズを聴かせる。現時点で発表された楽曲にはないカラーゆえ、今後、音源化されるのが待ち遠しい。そして次の演奏が始まった時、おや?とフロアは何かしら気づいた様子。そう、「JIHAD」はギルが作曲のAngeloの曲だ。主旋律を声ではなくギターで伸びやかに唄うギルに、オーディエンスが熱視線を送っていたことは言うまでもない。一呼吸置いて「Tiny Grace」ではギターで優しく唄い、未発表曲、ミディアム・テンポの「Exceed」では再び歌声を響かせる。声を使った表現に関してはまだスタートしたばかり、未知なる可能性を秘めているといったところかもしれないが、1stライヴの時よりも確実に前進していると見て取れたのは喜ばしい。
“さあ! ここからはライヴ・タイトルどおり、【炎と解放の共鳴】だからさ、そして今日はみんなの声が聞けるという声出し解禁ライヴですから、堂々とみんなの声を届けてほしい。いいかな? いけるか!!”
 と勢いよく煽った後は、タイトルコールからKOHTAの「PIECE OF MIND-ギルver.-」の演奏へ。声ではなくギターで高らかに唄い上げ、さらに間奏部分では“ヴォイ! ヴォイ!”と煽り、お客さんは拳を上げて応える、というコール&レスポンスで会場を大いに盛り上げた。その後は1stシングル「DAWN OF FLAME」収録の「meteor」「arise(ライヴ・ヴァージョン)」と続け、演奏中にオーディエンスの声をちゃんと聞こうとイヤモニを外してフロアとのやりとりを楽しむ。その後、「Departure」に始まる前、外したイヤモニを探しきれず、“もう、いいいや!”と曲に入ろうとすると、すかさず高井淳が背後からそっと近づき、垂れ下がったイヤホンをギルの耳に装着してあげるという一幕も。高井淳の気の利いた優しいフォローにお客さんもほっこり、目尻を下げれば、しまいにはギルが高井淳のことを彼氏よばわりする、という予想外の展開に。MCで放っている言葉の端々、雄々しい語り口から察するにギルは攻め姿勢で突っ走りたかったはず。そういった意味では、このハプニングと一連の流れは彼の思惑とは真逆の空気感を生み出してしまったかもしれない。けれど、少なくともその場にいたファンにとっては大切な想い出の1シーンとなったはずだ。態勢を立て直したところで、ソロ活動はじまりの曲「Departure」、そして再び「Liberty」を演奏。“DAWN OF FLAME”の世界観、プラスαの新曲で、魅力的なギター・プレーを余すところなく魅せつけ、自身のライヴを閉じた。

 ギルがステージを降りるやいなや、フロアからは割れんばかりのアンコールを求める声と手拍子。しばらくしてギルが再登場、“こっからはセッションってことで、一夜限り、目に焼き付けてもらおうかなってことで。メンバーを呼び込もうかな、と思います”と言って、サポート・メンバー、ばる、高井淳を呼び込み、それぞれのポジションに付くと、
“メインどころを呼ぼうじゃない? ヴォーカル・KOHTA!!”
 とKOHTAを呼び込む。
“ヴォーカルの村田です(笑)。照れるな(笑)”
 と、照れ臭そうに出てきたKOHTA。敢えて村田(=本名)と名乗ったのは、照れ臭さのカモフラージュかも? だが、英語を織り交ぜたKOHTA節満載でギルと2人、今日のライヴは最高だったと話し、ひとしきり会場を和ませる。そしてアンコールに用意されていたのは、ギルとギルのサポート・メンバーの演奏でKOHTAが「PIECE OF MIND」を唄うという贅沢なセッション。なぜかステージ上のKOHTAに違和感…それもそう、ベースを持たずハンド・マイクで唄うのは彼にとって初めてなのだ。楽器を持たないのが手持ち無沙汰だったのか、アウトロでギターを弾くギルに背後から近づき、ギルの肩をKOHTAが抱き寄せる…なんてシーンも。そんな2人を目の当たりにして、会場のテンションが一気にレッドゾーンに振り切ったのは言うまでもない。加えて、
“もう1曲、唄わせてください”
 とKOHTAが言った後、ギルの「Liberty」をKOHTAが唄ったことも。これまでとは違う形で、同じステージ上で一緒に演奏をしたギルとKOHTA。ソロとして唄に挑戦してること、インストゥルメンタル曲を演奏してること、いくつかの共通項があり、そこでいえば今はライバル同士なのかもしれない。そういった2者のメラメラと燃えさかる情熱をぶつけ合うライヴを展開し、最後には2つの情熱の火が1つの大きな炎となったことは、正に“Unleash the Flame of Resonance”(炎と解放が共鳴)した瞬間でもあった。

 KOHTAとギルが一堂に会した今夜。これから2人はまた、それぞれの音楽道を歩んでいく。ギルに関して言えば6月にイベント、さらに自身の誕生日である8月21日には初のワンマン・ライヴを行うことが発表されている。イベント出演に関してもギルなりの想いがあるようで、それについては何かの機会に彼の口から語られることもあるだろう。一方、KOHTAは6月からスタートするNUL.のツアーに参加することがアナウンスされている。ソロ活動で唄という新たな領域に踏み込んだ彼ら。今後の動向にも注目していこうではないか。

 
Text:333music 増渕 公子
写真・柳本史歩FOTOLORE

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<セットリスト>

ギル presents「Unleash the Flame of Resonance」
2023年5月21日(日)高田馬場CLUB PHASE

■KOHTA

  1. TERMINAL 01
  2. PIECE OF MIND
  3. INNOCENT PHASE
  4. TERMINAL 02
  5. RAIN FADE
  6. KICK OVER
  7. SLAVE TO THE GRIND
  8. UNLEASH NIGHT

■ギル

  1. 革命
  2. Liberty
  3. バビロン
  4. JIHAD
  5. Tiny Grace
  6. Exceed
  7. PIECE OF MIND ギルver.
  8. meteor
  9. arise ライブver.
  10. Departure
  11. Liberty

■セッション

  1. PIECE OF MIND
  2. Liberty

<ギル LIVE情報>

Rame Birthday 2023 Live more Beautifully
6月11日(日)西川口Hearts
ACT:Leetspeak monsters、ギル、JILUKA、可嘘(カワウソ)

ユウヤヤバセPresents「Independence Days」
6月22日(木)SHIBUYA REX
ACT:ユウヤヤバセ、ウミユリ、ギル、K

ギル バースデーライブ
8月21日(月)高田馬場CLUB PHASE
後日詳細発表!!

▼ギルオフィシャルサイト
https://gt-giru.com

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<KOHTA LIVE情報>

NUL. tour 2023 「HIGH AIM」
6月9日(金)柏PALOOZA
6月17日(土)姫路Bata
6月18日(日)梅田Zeela
6月25日(日)仙台ROCATERIA
7月8日(土)代官山Space ODD

※サポート参加

メリー主催2マンイベント「魑魅魍魎2」
8月13日(日)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
ACT:メリー、KOHTA

▼KOHTAオフィシャルサイト
http://www.kohta-official.com

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